- 業種
- オンラインサービス
新規サービスを展開する場合のSEO最適化事例
提供サービス
- SEOコンサルティング
- 課 題
- どの事業(サイト)から改善に着手すべきか判断できない
- SEOに関する社内の知見が不足
- 新規事業のサイトでは認知度が低く、効果的な対策方法が不明
- 改善結果
- 自然検索からの流入数増加
- 流入したユーザーのエンゲージメント関連指標の良化
- CV関連指標の増加
相談の背景
クライアントは新規サービスを含む4つの異なる事業を展開しており、それぞれウェブサイトを運営していましたが、WEBマーケティングにおいて複数の課題に直面していました。
まず、どの事業のサイトから改善に着手すべきか判断できない状況にありました。また、各サイトのSEO対策に関する知見と経験が不足しており、効果的な戦略を立てることが困難でした。特に新規事業のサイトでは認知度が低く、どのように対策を進めるべきか明確な方針がありませんでした。
さらに、サイトの仕様上の制約により、一部の改善策が実装できない可能性があることも懸念事項でした。
加えて、現状の数値を適切に追跡・分析する仕組みが整っておらず、パフォーマンスの正確な把握が困難な状況でした。
これらの複合的な課題を解決し、各事業のウェブサイトの集客力と認知度を向上させるため、専門的なSEOコンサルティングを求めて相談に至りました。
具体的な施策
4つの事業サイトの優先順位付け
まずは、各サイトの現状を詳細に分析し、優先順位を決定しました。
複数の主力事業の中から競合サイトとのパフォーマンス差や課題数をもとに、どのサイトの改善をまず行うべきかを判断し選択しました。
その結果、複合的観点から最も改善点が多く将来性のある立ち上げ間もない新規サービスのオンラインプラットフォームを最優先とし改善施策を実施しました。
この優先順位付けにより、限られたリソースを効果的に配分し、最大の成果を得られる戦略を立案しました。
SEO基盤の強化
まず、内部SEO対策の徹底として、titleタグやmeta descriptionタグの最適化、内部リンク構造の改善、画像のALTタグ追加、URL構造の最適化などを行いました。
次に、コンテンツ戦略の実行として、キーワード調査に基づく新規コンテンツの作成、既存コンテンツの最適化、業界トレンドに関連したコラムの定期的な更新を進めました。さらに、ユーザー体験の向上を目指し、サービス間の相互リンク強化、FAQセクションの追加、ページ構造の改善とレイアウト最適化を実施しました。
これらの施策と並行して、Google AnalyticsとSearch Consoleを導入・活用し、月次レポートによるパフォーマンス分析、競合分析と差別化戦略の立案を行い、継続的な改善サイクルを確立しました。
改善結果に関して
主力サービスサイトにおいて、6ヶ月間の施策実施後、顕著な改善が見られました。
自然検索からの流入数は大幅に増加し、施策実施前と比較して約3倍の成長を達成しました。これに伴い、CV数も大きく伸び、約2倍近い増加となりました。結果として、売上も同様に約2倍近くまで向上し、事業の成長に大きく貢献しました。
新規サービスにおけるこれらの成果は、SEO対策をはじめとしたWEB施策によって達成された内容です。
自然検索流入を強化する集客施策のみならず、サービス詳細ページの改修やフォームの最適化によるCVRの向上により改善へ大きく貢献しました。