- 業種
- アパレルECサイト
ニッチ商材のECサイトにおけるSEO改善事例
提供サービス
- SEOコンサルティング
- 課 題
- 基礎的なSEO内部対策に複数の課題があり、検索エンジンから評価が得られていない
- 主力商品以外の医療関連キーワードでの上位表示が不十分
- 競合他社と比較して、サイトの構造や最適化が遅れている
- 改善結果
- SEO内部対策の徹底による検索エンジン評価の向上
- 戦略的キーワード選定による検索順位の向上
- ユーザー体験を考慮したコンテンツ改善
クライアントはアパレルの中でもとりわけニッチな商品を扱う大手ECサイト。主に業務中に使用するウェアなどを業界のユーザー向けに販売しており、業界内でトップ5に入る企業です。これまで別会社によるSEOサービスを利用しており、成果が芳しくなくなった事で弊社にご相談いただきました。
SEO内部対策の徹底による検索エンジン評価の向上
まずは、クライアントのECサイトの詳細な分析を行った上で、複数項目のSEO内部対策の改善点を特定しました。これらの改善により、サイトの基盤となるSEO要素が強化され、検索エンジンからの評価が大幅に向上しました。
具体的には、タイトルタグやメタディスクリプションの改善、H1タグの適切な使用、canonicalタグの実装・最適化などを実施しました。また、ECサイトとしての性質上、膨大な数のページが存在するためコンテンツのユニーク化も適宜行い、重複コンテンツの問題を解消、さらに数多くの商品画像に対してaltタグ最適化を行いました。結果、プロジェクト開始から約6ヶ月後の時点で、平均掲載順位が全体的に改善しました。
戦略的キーワード選定による検索順位の向上とUI/UX改善
主力商品関連のキーワードだけでなく、関連する製品や情報を調査していると思しきキーワードにも注目し、対策を目的として戦略的なコンテンツ作成を行いました。単なるキーワード最適化だけでなく、業界のユーザーニーズに合わせたコンテンツの充実を図りました。例えば商品情報だけでなく、商品の使用方法や選び方など、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを追加しました。
継続的なPDCAサイクルの確立
月次の定例会議を通じて、SEO施策の効果測定と新たな改善策の提案を継続的に行いました。Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを活用し、関連キーワードごとの順位変動や流入状況を細かく分析。これにより、常に最新のSEO状況に対応しつつ、キーワードに基づくコンテンツの改善及び新規作成のご提案や、ヒートマップ分析をベースとしたUI/UXの観点からの改善施策をスピーディに展開することができました。
これらの総合的なSEO対策により、クライアントのサイトはプロジェクト開始から1年後の自然検索からのセッション数が前年同月比で約15%増加しました。これらの改善により、自然検索からのトラフィックが大幅に増加し、結果として商品のオンライン販売金額増加にも大きく貢献しました。