このお客様は税務・会計・労務・法務など、多岐にわたる専門分野でコンサルティングサービスを提供されています。今回、WEBサイトのリニューアルを通じて、ブランド訴求力とユーザビリティの向上を目指すこととなりました。

リニューアル前のサイトでは、多数の事業や法人を同一サイト内で訴求しているため、ユーザーが必要な情報に辿り着きづらい構造になっています。また、PHPとHTMLページが混在し一元管理ができていないこと、WordPressのバージョンが古いことなど、サイト運用面での課題も見受けられました。

総合サイトと各法人サイトの分離で、情報設計を最適化

私たちはまず、サイト構造の抜本的な見直しを提案しました。総合サイトと、各事業法人のサイトを分離し、役割を明確化します。

総合サイトでは、グループ全体の強みや特長をアピールし、ブランドの認知拡大を図ります。一方、各法人サイトは、それぞれの専門分野に特化した情報を発信。ユーザーが関心のあるサービスに容易にアクセスできるよう、導線を最適化していきます。

ブロックエディタとカスタムフィールドで、柔軟な更新体制を実現

サイト運用面では、WordPress最新版の採用とブロックエディタ・カスタムフィールド機能の活用により、直感的かつ柔軟なコンテンツ更新を可能にします。社内での情報発信を促進し、専門性の高い記事を継続的に配信できる体制を整えます。

また、セキュリティ対策として、管理画面へのアクセス制限や二要素認証の導入など、包括的な施策を講じます。安全性と利便性を両立した、強固な運用基盤の構築を目指します。

内部SEO施策とコンテンツ強化で、自然検索からの流入増加

集客面では、徹底的な内部SEO施策により、検索エンジンからの評価を高めていきます。titleタグや見出し構造の最適化、ページ間リンクの整備など、基本的な対策を万全にすることで、検索順位の向上を狙います。

加えて、ブログやお客様の声など、読み応えのあるコンテンツを拡充。ユーザーの関心に合致した有益な情報を発信し、自然検索経由の流入増加とサイト回遊率のアップにつなげていきます。

サイトリニューアルによって、お客様の持つ専門的知見を余すことなく伝え、ブランドイメージを確立しました。