- 業種
- 製薬会社
ブランドサイトのリニューアル及びSEO対策による認知度向上とUI / UX改善の取り組み
提供サービス
- SEOコンサルティング
- ホームページ制作
- 課 題
- 商品ブランドを刷新したい
- 主力製品の認知度が低く、新規顧客獲得が困難
- 下層ページに流入が多いコンテンツがあるので流入を減らさずにリニューアルしたい
- 下層ページにある人気コンテンツからの製品紹介ページへの誘導が不十分
- 改善結果
- 大幅な自然検索流入減少を招くことなくリニューアルの実施
- 上位表示(1-3位)キーワード数も増加 などの改善傾向
下層コンテンツの最適化と導線改善
まず、下層コンテンツへの大規模流入をもたらしているキーワードを特定しました。これらのキーワードにおいてSEO的観点から評価されていると考えられるコンテンツの内容を保持しつつ、サイト全体の改修を行いました。
具体的には、既存のページ構成や内容の多くを大規模な構造変更をすることなく、細やかな調整を加えることで多くの自然検索の流入を獲得しているページの流入数を大幅減少させることなくSEO効果の維持を目指しました。
その際に、人気コンテンツからサービス紹介ページへの効果的な導線の構築にも注力しました。既存のコンテンツ内に自然な形で関連製品への誘導リンクを追加し、ユーザーの興味を損なうことなく製品紹介ページへの遷移を促しました。
ブランドイメージの刷新とユーザビリティの向上
新しいブランドイメージに合わせたデザインの刷新を行いました。
ただし、コンテンツの大幅な変更は避け、主にユーザビリティ面での調整を中心に行いました。同時に、ターゲット層である40-50代女性のニーズに合わせたUI/UXの改善を実施。特に、製品の特徴や効果をより分かりやすく伝えるよう、既存のコンテンツの表現を微調整しました。
既存ページとSEO対策
既存の高流入コンテンツのSEO最適化を慎重に行いました。
具体的には、metaタグの調整、コンテンツ内容の引き継ぎ、キーワード含有率の維持など、コンテンツの本質を変えることなくサービスサイト内をリブランディングする施策を実施。これにより検索エンジンからの対象キーワード群での評価を変えることなくSEO順位と流入数を維持しました。
SEO順位や流入数を落とすことなくリブランディング成功
これらの総合的な施策の結果、大幅な自然検索流入の減少を招くことなくリニューアルを実施することができました。
さらにオーガニックトラフィックが一時的に増加し、上位表示(1-3位)キーワード数も増加するなどの改善傾向も見られました。
この結果は既存の高流入コンテンツの価値を維持しながら、サイト全体の改善を実現できたことを示しています。
特に大規模流入があったコンテンツからサービス紹介ページへの効果的な導線設計により、これまで活用できていなかった流入を有効に活用できるようになりました。
既存のコンテンツの強みを維持しつつ、効果的な導線設計と細やかな調整を行うことで、自然検索流入を維持しながらWEBサイトの改善を実現することができました。