業界をリードする決済システム企業だが、ウェブサイトの活用が不十分な状態。流入数増加の施策の前にサイト全体を見直すことに。

このお客様は自動販売機向け決済システムで業界をリードする企業でしたが、WEBサイトの活用が効果的ではありませんでした。主にB2B向けの決済システムを提供していますが、サイトの構成はターゲットに合っていないデザインや導線設計となっていました。

具体的な例を挙げると、商品ページが1ページしかなく情報が不足しており、他の下層ページへの導線も整備されておらず非常にわかりにくいものとなっていました。また、上位表示を狙いたいキーワードに対して、どのようなページがあれば良いのかが不明確でした。

老朽化したサイトへ流入増加の施策を打っても効果の最大化が見込めないため、まずはUI/UX改善を目的にサイトリニューアルに着手。

WordPress導入とSEO内部対策で流入数と問い合わせ数の増加を目指す。

サイトリニューアルでは、WordPressを導入してCMS化を図り、同時にSEO内部対策を実施。「自販機 電子マネー」「自販機 キャッシュレス」などの重要キーワードで上位表示を狙いました。

新しいサイト構造では「クラウド型決済サービス」「端末仕様・概要」「導入事例」などの重要ページを効果的に配置し、ユーザーの回遊性を高める設計を行いました。

コンテンツ拡充と並行してサービスページへのSEO施策を実施。サイト全体の集客力向上を図る。

サイトリニューアルと並行して、コンテンツの拡充とSEO施策を実施。ターゲットキーワードをトップ及び下層ページに適切に配置することで流入数増加を図りました。また、問い合わせへの導線を明確にし、ユーザビリティの向上に努めました。

継続的な改善とコンテンツ強化で、集客力とコンバージョン向上を目指す

サイトリニューアルだけで劇的な改善は難しいため、継続的な改善努力を行うことにしました。定期的なコンテンツの追加と更新、ユーザー行動の分析に基づいたUI/UXの改善、そしてSEO対策の強化を通じて、着実にサイトのパフォーマンスを向上させていく方針です。

短期間で流入数や問い合わせ数を大きく改善することは難しいですが、長期的な視点でセンタードと協力して取り組むことで、持続的な成長を実現することを目指しています。今後も継続的な改善を行うことで、さらなる集客力の向上と問い合わせ数の増加が期待できます。