更新日: 2024.11.01
ホームページ(WEBサイト)制作の現場では、プロジェクト進行中に専門のWEB用語が登場することが多々あります。
「プロの業者に任せているから」と油断してわかったふりをしてしまうと、認識の齟齬が起きたまま制作が進んでしまい、トラブルに発展することがあります。
特に、序盤で起きた食い違いは致命的な事故に繋がりかねないため、予めしっかりと用語を理解しておくことが重要です。
この記事では、ホームページ制作の進行別によく使用される用語を解説していきます。
制作会社とスムーズな打ち合わせを行うためにも、しっかりと理解しておきましょう。
打ち合わせや企画段階で登場する用語について解説していきます。
あるタスクが完了するまで待機することを指す言葉で、何らかのアクションが実行される前に保留にされることを意味します。
FIXには2つの意味があります。
1. 決定、確定
2. 不具合、バグの修正
プロジェクト段階では、方針や制作スケジュールの決定という意味で使われることが多いです。
ホームページ(WEBサイト)の公開や、サービスの正式開始を指します。
ホームページ(WEBサイト)やアプリケーションの品質を保つための、ルールや規則。
ミーティングや会議で議題とするべき事項のリスト。事前に作成しておくことで、会議の進行がスムーズになります。
プロジェクトの実行に必要な時間や労力を指す言葉。タスクの実行に要する作業時間や人数、コストなどを計算するために用いられます。
プロジェクトを実行するために必要な人員やツール、設備、予算などの資源。
「リスケジュール」の略称。プロジェクトのスケジュールや計画を変更することを指します。
「相見積もり」の略称。作業を外注したり、ツールを導入する際に何社か比較検討する際に用います。
制作序盤で登場する用語について解説していきます。
「PersonalComputer」の略称。ノートやデスクトップなど、全てのパソコン端末のことを指します。
「Smartphone」の略称。スマートフォンやタブレットなどの携帯端末を指します。
1. サイトにアクセスした人が最初に着地したページ
2. 縦長デザインのコンバージョン用のページ
の2つの意味があります。基本的に2つ目の意味で使われますが、アクセス解析などでは1つ目の意味になることもあるため、混同しないように注意が必要です。
「E-Commerceの略称」。商品やサービスをインターネット上で販売するためのホームページ(WEBサイト)のことを指します。
ホームページ(WEBサイト)のデザインや構造を概念的に表現したもの。コンテンツのレイアウトや機能の配置などを視覚的に表現した、デザインの基となる枠組み。
ホームページ(WEBサイト)の構造を示すもの。ページ間の階層構造や関連性を視覚的にわかりやすくし、制作がスムーズに進むように作られる。
「Content Management System」の略称。ホームページ(WEBサイト)のコンテンツを簡単に更新することができるシステム全般を指します。
世界で最も使われているCMS。自社更新が可能なホームページ(WEBサイト)を制作する場合は、WordPressが用いられることが多い。
複数のデータを効率的に管理・保存するためのシステム。ホームページ(WEBサイト)においては、コンテンツや顧客情報、注文情報などを管理するために用いられる。
「Secure Sockets Layer」の略称。ホームページ(WEBサイト)とユーザーのブラウザ間でデータを暗号化して送信することで、セキュリティを確保するための技術を指します。「SSL化」「https」などとも呼ばれます。
情報へのアクセスしやすさを指す言葉。ホームページ(WEBサイト)制作においては、「年齢、性別、身体的特徴に関わらず、誰にとっても同じような使用感」という意味でも用いられる。
ホームページ(WEBサイト)のHTMLコード内にある、ページの情報を検索エンジンに伝えるためのタグ。それぞれに下記のような意味があります。
タグ | 意味 |
title | ホームページ(WEBサイト)のタイトル |
description | ホームページ(WEBサイト)の内容の説明文 |
h1 | ホームページ(WEBサイト)の大見出し |
ホームページ(WEBサイト)のコンテンツを、トップページから下位ページに向かって分類した階層構造のこと。
デザインや実装段階で登場する用語について解説していきます。
デバイスの画面サイズに応じて自動的にレイアウトが切り替わるWEBデザインのこと。
WEBデザインをHTML、CSS、JavaScriptなどのコンピュータが理解できる言語でマークアップし、ホームページ(WEBサイト)としての機能を実装すること。
ホームページ(WEBサイト)全体を横断するメニューのこと。トップページから他のページへ移動するためのナビゲーション。
要素の周囲に設定する余白のこと。要素と要素の間のスペースを調整するために使用される。
ホームページ(WEBサイト)のページの履歴を示すナビゲーションで、現在のページがどのようなカテゴリに属しているかを示す。
関連記事:パンくずリストとは?メリット、種類、SEOへの影響を紹介
ページ上に複数の項目を収納しておき、クリックすることで項目を展開することができるメニュー。
マウスでボタンをクリック、またはカーソルを合わせると、項目が下に表示されるメニュー。
クリックすると、同じページ内の別の場所にスクロールするように設定されたリンク。
複数の画像を一定の時間間隔で切り替えて表示する、自動でスライドする画像表示方法。
ホームページ(WEBサイト)上で、複数の画像やコンテンツを自動的に切り替えるスライドショーのことを指します。カルーセルは、WEBサイトのビジュアル面での興味深さを高めるのに役立ちます。
コンテンツを複数のタブで分割して、選択されたタブのコンテンツを表示するデザイン方法。
ホームページ(WEBサイト)の上部・下部に表示されるエリア。上部のヘッダーにはサイトのロゴやナビゲーションが、下部のフッターにはサイト情報や運営者情報、コピーライトが表示される。
ホームページ(WEBサイト)を表示した際に最初に表示されるエリアのこと。
ホームページ(WEBサイト)のファーストビューや中心に配置される大きな画像や動画のことで、ホームページのトップページによく使われる。
ブログやニュース記事などの一覧ページにアイコンとして表示される画像。
コンテンツの冒頭に置かれる、読者の興味を引く文章。「導入文」とも呼ばれる。
ホームページ(WEBサイト)やレイアウト内で、複数のコンテンツを並べるために使用される縦方向に長い矩形領域のことで、レイアウトの列を表します。通常、一つのカラムは一つのテーマに関連したコンテンツをまとめます。
同じWEBサイト内で、異なるページやセクションにリンクすることを指します。内部リンクは、WEBサイト内のナビゲーション、目次、または関連記事などに使用されます。
他のホームページ(WEBサイト)から自分のホームページ(WEBサイト)に向けられたリンクを「被リンク」、自分のホームページ(WEBサイト)から他のホームページ(WEBサイト)へ向けたリンクを「外部リンク」と呼びます。被リンクは、ホームページ(WEBサイト)のSEO(検索エンジン最適化)の観点から非常に重要です。
ユーザーが一つだけを選択できるようにするための選択肢。一つのラジオボタングループ内では、同時に複数の選択はできません。
ユーザーが複数の選択をすることができるようにするための選択肢。複数のチェックボックスをグループ化して、複数の選択を許可することができます。
ユーザーが一つだけを選択できるようにするための選択肢。一般的に、セレクトボックスはドロップダウンリストで表示されます。
ホームページ(WEBサイト)上で、新しいウィンドウやダイアログボックスを表示するために使用されるUI要素です。「モーダル」と呼ばれることもあります。
マーケティング段階で登場する用語について解説していきます。
ホームページ(WEBサイト)やアプリの使いやすさを測るための指標。ユーザーがホームページ(WEBサイト)やアプリを利用する際に、操作しやすく、使いやすく、ストレスなく目的を達成できるかどうかを評価することが目的。
「User Interface」の略称。ユーザーがホームページ(WEBサイト)やアプリを操作するために必要なインターフェース全体のことで、デザインやレイアウト、アイコンやボタン、フォントなどの要素から構成される。
「User Experience」の略称。ユーザーがホームページ(WEBサイト)やアプリを使って、どのような体験を得るかを設計することを指す。ユーザーがどのようなニーズを持っているかを理解して、それを満たすために使いやすいデザインや機能、情報設計を行うことが目的。
「Key Performance Indicator」の略称。目標達成度合いを測るための指標を指し、ホームページ(WEBサイト)やアプリの設計や運用、マーケティング戦略の評価に使用される。
「Key Goal Indicator」の略で、ホームページ(WEBサイト)やアプリの運営における重要な目標を測るための指標。KPIと同様に、目標達成度合いを評価するために使用される。
「成約」を指す言葉。ホームページ(WEBサイト)やアプリの設計や運用において、目的とするアクションをとってくれるユーザーのことを指す。例えば、商品購入、問い合わせ、アプリのダウンロードなどがある。
「Conversion Rate」の略称。コンバージョン率を表し、ホームページ(WEBサイト)やアプリのコンバージョン数を訪問者数で割った値で表される。
「Call to Action」の略称。ユーザーに対して具体的なアクションを促すボタンやテキストなどのことを指す。例えば、「今すぐお問い合わせ」「商品を購入する」などがある。
「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化を指す。ホームページ(WEBサイト)が検索エンジンの検索結果で上位に表示されるように対策し、集客やブランディングの強化のために行う。
「Entry Form Optimization」の略で、入力フォーム最適化を指す。ユーザーが使いやすいフォームを作り、コンバージョンアクション時の離脱を防ぐために行う。
「Landing Page Optimization」の略で、ランディングページ最適化を指す。ランディングページのコンテンツやデザインを改善し、コンバージョン率の増加を図るために行う。
「Page View」ホームページ(WEBサイト)の閲覧ページ数を表す指標。1つのページが1回表示された場合にカウントされる。
ホームページ(WEBサイト)を訪問したユーザーが、WEBサイト内で行動する時間の期間のこと。一定時間内に同じユーザーが複数のページを閲覧した場合でも、1つのセッションとしてカウントされる。
ターゲットとする顧客層を仮想的な人物像として具体的に定義し、その人物像に合わせたコンテンツやサービスを提供するための顧客分析手法の一つ。定義した人物像そのものを指すこともある。
関連記事:【保存版】ペルソナの作り方を徹底解説!わかりやすい5ステップで理想の顧客像を設計しよう
2つ以上の異なるバージョンのWEBページや広告などをランダムに訪問者に表示し、どちらがより効果的なのかを比較する実験的な検証手法。
この記事では、ホームページ(WEBサイト)制作の現場で使われる専門用語について解説しました。
制作会社は日常会話で用語を使用しているため、お客様にはわかりやすくお伝えすることを心がけてはいても、癖で使ってしまうことがあります。
わかったふりをして制作を進めてしまうと、後にトラブルに発展することもあるため、どういった意味、ニュアンスで使用しているかをしっかりと確認しましょう。
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監修者プロフィール
木島 怜史
株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート
前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。
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