更新日: 2024.09.02
目次
弊社でホームページリニューアルをさせていただいたリフォーム業界T社様の改善事例をご紹介します。
ホームページをリニューアル公開させていただき、3ヶ月でユーザー数130%増加、お問い合わせ数160%増加を達成することができました。
ホームページをリニューアルするにあたって、なにをどう変えたのかを説明していきます。
弊社がリニューアルで行ったことは以下になります。
・集客対策キーワードの選定(地域、商材)
・SEO集客の実装
・お問い合わせフォームの改善
ユーザー数を増やすために行った施策は自然検索を促すSEO対策です。現状どのキーワードで流入しており、どのようなキーワードで流入していないのかを分析を行い効果的に集客が行えるように改善を行いました。
ユーザー数を130%に増加させた内容をご紹介します。
集客は、自然検索での流入を前提として対策キーワードを選定させていただきました。
キーワードを選定する基準は以下の2つを選びました。
・地域系キーワード
・商材系キーワード
リフォーム業界T様は、全国に店舗があるわけではなく特定の地域のみサービスをご提供されているため、地域外のお客様を集めてもお問い合わせ、来店につながらないと判断し、商圏エリアに的を絞り該当地域のキーワードを選定いたしました。
商材系のキーワードについては、ご提供できるメイン商材を中心としたキーワードを選定いたしました。
1つの商材から複合的にサービスをご提供できるため、ユーザーの検索数の多くメイン商材とマッチするキーワードを選定しています。
SEO対策に関しては、内部対策のみを実装しています。
ペンギンアップデート以降、外部リンクを設置することでペナルティーを受ける可能性も高まり、弊社では内部対策をしっかりと対応させていただいております。
リフォーム業界T様で行った内部対策は以下の4点です。
・ページタイトルの最適化
・h2、h3の見出しの最適化
・meta descriptionの最適化
・ディレクトリ構造の最適化
対策キーワードを中心にSEO対策を実装いたしました。
リニューアル前後3ヶ月比でユーザー数が130%増加いたしました。リニューアル後、リスティングなどのWEB広告は一切行っていないため、純粋に自然検索のユーザーが増えたという結果になりました。
大きな要因としては、地域系・商材系のワードで流入が増えたことです。今までは、社名での検索流入が多く地域系や商材系のキーワードではほとんど入ってきておりませんでした。
リニューアル後に今まで取れていなかったキーワードで、流入させることができたので、130%増加という結果になりました。
一人あたりの平均閲覧数は少し減少する結果となりました。数字だけ見ると減少はしたがホームページ自体は改善されて良くなったと考えています。
リニューアル前の流入キーワードは、社名系のキーワードが多く、そもそもリフォーム業界T社様を知っているユーザーが多い状況でした。
社名系のキーワードはどのホームページも比較的平均閲覧数は高くなります。それはその会社に興味が強いため、自ずと閲覧数が増えるためです。
それに加え、リニューアル前のホームページは、文字が多く目的の情報までたどり着くのが難しいホームページでもありました。ユーザーが迷いながらサイト内を回遊している可能性もあります。
関心は強いが、迷子になっているため幾つかのページを回遊するという状況が想定され、平均閲覧数が高くなっていた可能性が高いと考えています。
リニューアルを行ったことで、目的のページまで直ぐにたどり着ける構造にしているため、平均閲覧数は下がることは想定していました。
また、商材系や地域系のワードで流入が増え、リフォーム業界T社様を知らないユーザーが多くなると平均閲覧数も減少することも想定しておりましたが、結果的に0.5PVくらいの違いとなり、お問い合わせ数が増加しているため、平均閲覧数は減少しているが、ホームページ自体は改善されていると考えています。
商材系、地域系の集客対策を行ったことで、リニューアル前に比べキーワードは350ワードまで増加することになりました。
社名での検索からミドルワード、ロングテールワードの集客が細かく増え全体的なユーザー数の増加し、お問い合わせ数の増加を実現しました。
SEOの内部対策を行ったことが要因です。タイトルやh1,h2の見出しの最適化も行いました。hタグに当たる箇所に関しては、基本的に画像は使用せずテキストで記載することも行っています。
また、サイト内に地域系のキーワードを散りばめ、「地域×商材」での流入も実現いたしました。
リニューアル前後でお問合せ数が160%増加する結果となりました。お問合せフォームの改善内容をご紹介します。
お問い合わせフォームもEFO対策を行い、お問い合わせ率の改善を行いました。
改善した内容は以下の5点です。
・入力ステップの明示
・入力項目の「必須」任意が視覚的にすぐ分かるように変更
・他ページへの導線を極力削除
・入力確認や送信するなどのボタンは大きくわかりやすく変更
・お電話される方用にフォームの下に大きく電話番号の設置
3ヶ月の累積になりますが、お問い合わせ数は160%の増加をしております。時間がたった今では、リニューアル前と比較すると約3倍増えています。
お問い合わせ数が、増加した理由は、流入ユーザー数が増えたのとお問い合わせフォームの改善を行ったことが要因と考えています。
特にお問い合わせフォームの改善が大きいと考えます。
お問い合わせフォームの改善は前述した
・入力ステップの明示
・入力項目の「必須」任意が視覚的にすぐ分かるように変更
・他ページへの導線を極力削除
・入力確認や送信するなどのボタンは大きくわかりやすく変更
・お電話される方用にフォームの下に大きく電話番号の設置
こちらの内容を行っております。お問い合わせフォーム内の細かい改善を行うことで、お問い合わせ率は向上し結果的に件数が増えます。
ホームページリニューアルをするにあたり、SEO対策、お問い合わせフォームを改善することで、ユーザー数130%増加、お問い合わせ数160%増加という結果を出すことができました。特に集客面では、いままで取れていなかった、地域系と商材系キーワードがとれるようになったことで、最終的なお問い合わせ数を増やす事ができました。
今回の事例は、地域が限定されていたので、該当地域に特化して対策を行うことで、効率よく集客を行えるようになりました。全国に支店、店舗を構えるお客様はページごとに該当地域名で流入が促せるように施策をする必要があります。ミドルワードやロングテールワードは商材やユーザーの悩みとマッチするワードで対策を行うことが可能なため、今回の事例に限らずどの会社様にも有効な対策だと考えています。
現在デジタルマーケティングにおいてお悩みがある方や、
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まずは自社の現状を知り、可能な改善施策はどういったものがあるのか、
スケジュール、予算感はどのようなものなのか等も含めて
ご説明しますので、お気軽にご相談ください。
監修者プロフィール
木島 怜史
株式会社センタード WEBマーケティング本部 エキスパート
前職のWEB営業経験を経て、株式会社センタード入社。現在WEBマーケティング本部にて技術統括。 WEBマーケティングの全体戦略設計からWEB広告、SEO、WEBサイトの課題抽出・改善立案までを管轄。 顧客目標としてWEBの目標達成はあくまで通過点と捉え、部分最適化、全体最適化を経てビジネス改善を目指す。 Web Designing誌に「ユーザーの行動特性を捉えたイベント集客施策」「Web戦略全体の視点から広告予算を考察」など寄稿。 「WEB改善の流れがわかる!目標設定とPDCAの考え方講座」など多数のセミナー講師も務める。 ウェブ解析士、GAIQ、Google広告等各種資格保有。業界歴10年以上。
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