ホームページ作成後のコンテンツマーケティング

WEBサイトを公開したものの思うような成果が得られないとお悩みではありませんか？WEBサイトのリニューアル時でのSEO対策はあくまでその後の流入増加への基盤づくりにすぎません（もちろん必須な要素ですが）。そして、サイトへの流入を大きく伸ばすには新規コンテンツを追加しない限り現実的ではありません。流入を増加させるために必要なのはその後のコンテンツマーケティングの実践です。

本記事ではサイト公開後にどのようなアクションを取るべきか、具体的なKPI設定から実践的な施策まで段階的に解説していきます。

サイト公開後の現実 – なぜコンテンツマーケティングが必要不可欠なのか

WEBサイトを作成・リニューアルしただけで流入数が激増することはほとんどありません。制作時にSEO的な考え方を持っている制作会社であれば貴社業界で重要となる顕在層向けのターゲットキーワードに向けた調整をしてくれることもあるでしょう。顕在層向けは主にサービスページ向けのものが多いです。
ただしこれらのキーワードだけではそこまで大きな流入数が取れないことが多いです。

そこで重要になるのは貴社商材・サービスの準顕在層や潜在層向けの検索キーワードになります。これらのキーワードを自然な形でサービスサイトやコーポレートサイトに配置することは困難で、多くの場合、コラム・ブログ領域を作成することでそこに記事を作成していくことでそれら検索キーワードでの上位表示を狙います。

実施すべき具体的なコンテンツSEO施策

コンテンツSEOを行うには計画的かつ継続的な取り組みが不可欠です。具体的には以下のようなサイクルを確立することが重要です。

キーワード調査と分析

・検索ボリュームの確認
・競合分析
・キーワードマップの作成

コンテンツ制作計画の策定

・記事構成の作成
・トピッククラスターの作成

質の高いコンテンツ制作

・新規記事コンテンツの執筆
・既存コンテンツのリライト

効果測定と改善

・アクセス解析・順位計測・CV計測
・コンテンツの改善点特定
・次月への改善施策立案

KPI設定とその段階的な発展

コンテンツSEOは中長期に向けた継続施策が重要であり、短期で成果をもたらすことは困難です。これから始めていこうとする場合、以下のようなフェーズごとに適切なKPI設定、施策実施が重要になります。

フェーズ1：コンテンツ量の拡充期

・主要KPI：記事公開数
・目標：50－100記事の新規作成
・品質基準：低品質コンテンツの量産にならないようなコンテンツ作成

フェーズ2：流入改善期

・主要KPI：オーガニック流入数
・目標：記事コンテンツの検索上位表示実現によるオーガーニック流入数増加
・施策：新規記事作成を継続しつつ、既存コンテンツもリライトによる上位を狙う

フェーズ3：コンバージョン最適化期

・主要KPI：CV数とCVR
・改善施策：リライトを中心しとした上位表示増加を継続、コンテンツの最適化、CTA配置の最適化、UI/UX改善等

コンテンツマーケティングの外注活用のメリット

コンテンツSEOで成果を出していくためには単純にコラムやブログ記事を量産するだけでは難しく、コンテンツSEOと呼ばれる専門的な知識が必要となります。
見様見真似で自社でも記事コンテンツを量産している企業様の少なくないのですが、SEO戦略や知見がないために、流入に直結していない場合、または流入はしているけれどその後のCV（コンバージョン）に直結していない場合が散見されます。

質の高いコンテンツマーケティングを継続的に実施するには外注活用が1つの効果的な選択肢となりえます。

SEOで成果を出すため戦略と施策実施ができる

・外部会社の膨大な知見を借りることができる
・サイトデザイン、コーディング、SEO、記事作成、解析など膨大な知見・スキルを使用できる
・成果に最短で到達することができる

品質とスピードの両立

・SEOに精通したライター確保
・定期的な記事更新の実現

リソースの最適化

・社内リソースを核となる業務に集中可能
・スケーラビリティの確保

成功のためのキーポイントは、明確なKPIの設定とそれを達成するためのSEOの全体設計、それに基づいた継続的な記事作成とその後の数字推移計測による改善サイクルの確立です。